emancipation

Paisley

「なぜ、プリンス??」 へ

歌詞データベース・インデックス へ    プリンス関連・辞書情報


Index

this big ol' world (Somebody's Somebody)  |  Courtin' Time (Courtin' Time)

Big White Mansion (White Mansion)  |  Mary Tyler Moore (Mr. Happy)


WWW.EMALE.COM (EMALE)
washedup singer (Face Down)  |  Welcome! You've got the mail! (My Computer)

Emancipate (Emancipation)  |  green 2 brown (Emancipation)


this big ol' world (Somebody's Somebody)

 「old」と聞くと「古い」と考えがちですが、形容詞がこの前につくとこの語句を強調する働きがあります。「とほうもなく広いこの世界」となります。会話表現でよく使われます。

戻る


Courtin' Time (Courtin' Time)

 「Court」という単語には、「裁判」「宮廷」などの名詞の他に、「求愛をする」という意味があります。「Courting Time」というと、「結婚を前提とした恋愛期」になります。

戻る


Big White Mansion (White Mansion)

 マンション、と聞くと日本では四角い中〜高層の集合住宅を指しますが、英語では大邸宅を意味します。悪名高い“カタカナ語”の影響です。家主がアパートを建築して、名前をつけるときに高級性を志向して背伸びをし過ぎた結果(『ええい、とにかくゴージャスに聞こえる名前をつけるぞっ』と、6帖1間のちんまりした建物に“…マンション”とつける。名前負けとはよくいったものです。)なのですが、本来の意味からはずいぶん離れたものになりました。英語で「Mansion」というと、立派な門から玄関まで並木道がずっと続き、庭にはアートな大理石像がごろごろ配置されている、豪勢な家具で設えられた広い部屋がいくつもあるというイメージです。

戻る


Mary Tyler Moore (Mr. Happy)

 メアリー・タイラー・ムーア主演の、「メアリー・タイラー・ムーア・ショー」というCBSのテレビ番組です。ミネアポリスのWJMテレビ局に勤める30代の独身女性、“メアリー・リチャード”の職場とアパートの人びとが巻き起こすごたごたを描いたコメディで、1970年から77年まで放映されました。人気番組で、エミー賞を3度連続で受賞しています。

戻る


WWW.EMALE.COM (EMALE)

 このページを見ていられる方はもう既に御存知だとは思いますが、インターネットのフリーメールサイトにEmail.Comというサイトがあります。(“EMALE”の部分を“EMAIL”に変えると、そのサイトに行く事ができます。)「Mail(手紙/メール)」という単語と、「Male(男性/メール)」という単語の発音を引っ掛けて、メールの送り主が所在も知れない匿名の男性であることを示しています。彼女がなんと返信を書こうと、この相手は意味を“曲解”して繰り返しメールを送りつけてくる…ちょっと、気味の悪い内容です。

戻る


washedup singer (Face Down)

 英国系の英英辞典にはのっていない語です。つまり、合衆国生まれの言葉です。「用済みの、だめな、くたびれた」という意味を持っていて、辞書には芸能人やスポーツ選手を形容する例文が多く出ています。
 ところで、歌詞カードの対訳にはこう書いてあります。
 Somebody once told him that he wouln't take Prince 2 the ringer/Let him go down as a washedup singer...Ain't that a Bitch?(誰かが命令した/“プリンスを幕引きにあわせるな”彼はくたびれたシンガーで終わらせて欲しいのに)
 わたしはこの2行目までが「命令した」内容で、「こう言った奴がいる“プリンスなんかにお呼びをかけるなよ、あの歌手にはもうお払い箱の仲間入りをさせるんだから”…ひどい話だろ?」になると考えています。

戻る


Welcome! You've got the mail! (My Computer)

 AOLの専用メールプログラムの声がサンプルとして使用されています。この専用ソフトを使用すると、メールが届く度に「You've got the mail!−メール、届いてますよ」という声が流れます。プログラムを起動する時には「Welcome」、終了する時には「Goodbye」という声が流れます。他にもファイル転送の時や、画像を送る時にも音声がでます。
 この声は、Elwood Edwardsというオハイオ州の方の声です。もともとテレビの仕事をしていた方で、このAOL用のサンプルを録音した当時は40代後半でした。後に結婚することになった恋人がAOLに勤務していて、彼女の仕事の手伝いとしてカセットテープに自分の声を録音したのが始まりです。以来、彼の声は世界中の人が知るようになりました。
 AOLは1985年末にそのサービスを開始し、このメールプログラムAOL1.0ができたのはそのほぼ3年後の1989年です。1998年、AOLVer.4.0が発表され、同時にワーナー・ブラザーズ配給の「You've Got M@il」(メグ・ライアン、トム・ハンクス主演)に小道具として登場しましたが、この映画で爆発的に利用者が増えました。

戻る


Emancipate (Emancipation)

 「解放」と訳語が当てられますが、もっと語義が限定されています。
「Emancipate」ですと、「法的に」「政治的、社会的、道徳的、知的束縛」から解放することを指します。「the emacipation of slaves-奴隷解放」が例としてよくあげられますが、実際に扉を開けたり、鎖からの束縛をほどくことではなく、法的に権利をみとめ、公的な権利を認めたりする意味での解放を指します。
この曲がタイトルとなったアルバムがリリースされた当時は、ワーナーブラザーズからの独立、自分のプロダクションの創立がからんでいましたので、単語の意味から見ても感慨深いものがあります。
 ちなみに「監禁状態からの解放」ですと、「disimmure」「discage」、「束縛や義務、債務、契約などの放免、解放」だと「discharge」等があてられます。他にもいろいろと…ありますので、暇な方は逆引きを。わたしの辞書には40個以上ありました。

戻る


green 2 brown (Emancipation)

 「Your money's turned from green 2 brown 」の部分です。
 アメリカの紙幣は緑色をしていることからgreen backとも言われます。「just like the autumn leaves ― 秋の木の葉のごとく」を受け、金銭が緑の葉が枯れるがごとく無用の長物になることも暗示しています。このbrownという色は排泄物を思わせるせいか、イメージがあまりよくありません。do + 人+ brown で「だます」、brown offで「だめにする」という意味もあります。

戻る


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送