プリンス関連・辞書情報

ponepone

プリンスの歌詞の単語を調べるのにはどんな辞書を使えばいいのか、
という問い合わせを時々いただきます。
そこで、わたしがそういう場合に調べている辞書やデータベースを紹介します。
購入値段は変化する可能性があるので掲載していません。



基礎となる辞書

CD-ROMリーダーズ+プラス(研究社)
 収録語数26万語と数が非常に多いのでたいていはこれ1冊で間に合います。リーダーズに関しては2000年5月現在で第2版が、紙の辞書で出版されていますが、まだCD-ROMにはなっていません。WINDOWSを使用されている方なら、「CD-ROMロボワード版」が便利です。これは1999年に発売されたのですが、調べたい単語にカーソルを当てるだけで意味をひいてくれる優れものです。これと、中辞典を併用すればほとんど間に合います。


専門用語辞書

英語スラング辞典(研究社出版)ISBN4-327-46114-8
英語特有の言い回しや、スラングを広く収録しています。収録されている語には、その語が使用された年代、使用していた国や地域についての注釈がついている優れものです。原編者のリチャード・スピアーズ氏による序文には、スラングと婉曲語法はなにか、タブーとされている語はどういう言葉か、どのように規制されているか、言葉による攻撃とはなにか、男性と女性にたいする性差別語とはなにかが非常に興味深く明記されています。

アフリカン・アメリカンスラング辞典(研究社出版)ISBN4-327-46131-8
1997年に出版されています。スラングは元来、はやりすたりの激しいものなので、特定の時期と地域のみスラングを収録したものはあまりお薦めできないのですが、90年代までの殿下の作品の言葉を調べるという特定の目的には有効です。厚さも値段も手ごろです。軽い読み物としても楽しいですし、巻末付録のアフリカン・アメリカンの発音の仕方や、関連文献の紹介も参考になります。また、この中にはプリンスの写真が1枚使用されています。

アメリカ人がよく使う・米語らしい米語の会話表現辞典1700(マクミラン・ランゲージハウス)ISBN4-89895-808-1
上で紹介した「英語スラング辞典」の著者が書いています。日常会話で使用されている1700語を抜粋したもので、それらの言葉に対する例文も記載されています。

エチケットとして知っておきたい・禁じられた米語・俗語表現辞典1400(マクミラン・ランゲージハウス)ISBN4-89585-809-X
同著者による俗語表現の辞典です。社会的にはタブーですが、特殊な状況で使用される語1400語が収録されています。ただし、この辞書の著者であるスピアーズ氏は「知り得た全てを無批判に使ってはならない」と述べています。「Paisley」の「お読みください」にも書きましたが、わたしは氏の意見に賛成しています。

その他関連文献

プリンス[1958−1994](宝島社)
言葉は環境に作用されます。ですから、ある程度プリンスの育った環境、置かれている状況を調べる必要があります。日本語で手っ取り早く調べるなら、こういった市販のバイオグラフィーを利用するのも手です。プリンスに関しての記録はそんなに持っていないので、UPTOWNの切り抜きや直接インターネットのサイトを利用していますが、この本は昔の文献を調べるのに役に立っています。

Paisley へ

「なぜ、プリンス??」 へ      プリンス歌詞データベース


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