the Gold experience

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Straight A (Pussy Control)  |  endorphin (Endorphinmachine)

Pledge the fifth (I hate U)

I'll have 2 use the rod (I hate U)  |  All that gliters ain't gold (Gold)


Straight A (Pussy Control)

 成績の“オールA”のことです。日本ではABCというと3段階評価、5段階評価では1〜5が多いのではないでしょうか。アメリカでは5段階評価のA、B、C、D、EもしくはE(excellent)、S(superior)、A(average)、I(inferior)、F(failure)で評価するところが多いそうです。ABC...で評価する時にはE、ESA...で評価する時にはFが落第を意味します。

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endorphin (Endorphinmachine)

ホルモンの一種で、精神が高揚すると脳内で分泌されます。痛覚神経に作用し、モルヒネよりも強い鎮痛効果があるので、脳内麻薬として知られています。性交時に分泌されるので「快楽ホルモン」と呼ばれていますが、他にも好きな音楽を聴いたり、我を忘れる程運動をしたりしても分泌されます。その物質を生み出す“マシン”が女性なのか、それとも快楽を与える音楽を製造することなのかは聴き手が選べるという、興味深い使われ方をしています。

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Sure U can't pledge the fifth (I hate U)

 直訳では「第5番目を誓うことはできない」となりますが、「歌詞カードでは何故“ぜったい黙秘できない”になっているの?」と言う方の為に。
 実はアメリカの憲法修正第5条で、国民の基本的な権利として証言の拒否、黙秘権の行使をうたっているのです。それをもじり「第5条を誓う」となると、事実を知っている如何にかかわらず黙秘する権利を援用する、という意味になります。
 余談になりますが、わたしがこのフレーズを初めて耳にしたのはある人にやや突っ込んだ質問をした時でした。
 「んー、ひ・み・つ」という代わりに、「I pledge the fifthよーん」と言われた時には正直「へ?5番目が何だったの?」と、さっぱりわかりませんでした。こればかりは、アメリカ国民でない限りちょっとわかりずらいですね。
 それはともかく、この表現はアメリカ人なら耳に慣れ親しんだ表現ということになります。こういうフレーズが日常会話に違和感なくおさまっているのは、裁判の多いアメリカの国柄ならではでしょうか。
 「I hate U」は裁判の場を模していますので、基本的な権利をいきなり否定してしまうのはかなり強引な感じもするんですが、その分、強い感情の高ぶりを際立たせるのには非常によい効果となっています。

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I'll have 2 use the rod (I hate U)

 “鞭”と日本語で聞くとサーカスの猛獣遣いが使っているような、皮製の長いものを連想しがちなんですが、「rod」は、短い棒状のものを指します。
 教育現場でお仕置きもしつけの一部として公に認められていた頃の話ですが、教卓用の鞭には柳の枝を束ねたものを使用していました。固くてよくしなる棒を使用しているのです。
 一般的な方法では、お仕置きをされる子供は両手の甲を上にして前に差し出します。そこをぴしゃり、とやる。お尻の場合もあります。どのくらい痛いかと言うと、それはもう口では言えない程…。布団たたきでぶたれるようなものです。
 20年以上も前の話ですが、わたしもドイツ人の家庭教師に30センチの竹定規でぴしぴしやられたことがあります。「I'll have 2 use the rod -お仕置きしなきゃな」というこのフレーズを聞くと、なんとなくあちこちがそわそわします。

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All that gliters ain't gold (Gold)

 「All is not gold that glitters./輝くもの必ずしも金ではなし」という諺からきています。「外見が価値あるように見えるものは、すべてそうあるわけではない」という意味です。
 古くはシェイクスピアの「ヴェニスの商人」の第2幕7場にこの言葉が出てきます。また、この諺の例として日本の本でよく紹介される引用にトマス・グレイ(Thomas Gray,1716-71)の「Ode on the Death of a Favourite Cat, Drawnd in a Tub of Gold Fishes/金魚鉢で溺死した愛猫の死によせる哀悼歌(1748年発表)」という長い名前の詩があります。キラキラ光る金魚を捕ろうとして鉢に落っこち、命をなくした気の毒な猫さんの話です。たいへん美しい詩なので、興味のある方は、そちらもどうぞ。ニャンコ好きにはたまらない詩です。

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